2011年10月26日水曜日

日本矯正歯科学会に出席してきました。

10月17日、月曜日から4日間、名古屋で開催された第70回日本矯正歯科学会に評議委員として参加してきました。この学会は会員6,000人以上を擁する日本最大の矯正歯科の学会です。日本のみならずアメリカ、ヨーロッパやアジアからのドクターも参加し、講演やポスターにて研究、治療法を発表します。

その中で最も印象に残った講演はアメリカ、ワシントン大学の先生が発表した"経験的だけでなく、いかに科学的な根拠に基づいて治療を患者さんに提供していくか"というものです。近年, 医科や歯科の世界で治療にはエビデンスが大切だ、ということを盛んにいわれますが、その大切さが自分の頭の中でクリアーになった講演でした。

学会期間中は休診とし、現在通院中の患者さん方には大変ご迷惑をおかけしましたが、私にとってこれからの治療を進めるにあたり、とても有意義な4日間でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿