2014年12月12日金曜日

学校医研修会に出席しました-マウスガードの必要性について

先日、学校歯科医研修会に出席してきました。
その日の講演は“子供達のためのマウスガードの必要性について”と題し、東京歯科大学、
スポーツ歯科研究室の武田友孝先生が話されました。
現在、格闘系のボクシング、アメリカンフットボールやラグビーだけでなく、あらゆるスポーツを行う際にマウスガードを付ける必要性が広まりつつあります。

マウスガードの効果は
1.歯、舌や口の中の粘膜の保護のために
2.       脳震盪の予防に

脳震盪は強い衝撃による“頭部へ生じる回転性の遠心力”によって起こります。
なるべくその力を和らげるには“首の力”が大切で、子供達はまだ大人に比べて首の筋力が弱いため、頭へのダメージを受けやすい様です。
そこでマウスガードを装着していることにより、衝撃の瞬間にしっかり咬むことができることで首の筋力が高まり、脳への影響が少なくなり、脳震盪予防効果があります。



マウスガード咬む力が増す首の筋力向上脳への衝撃が減る


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