2012年10月10日水曜日

目黒区歯科医師会での講演

先日、目黒区歯科医師会学術講演会にて講演を行ってきました。

テーマは"子供の矯正治療開始時"について矯正専門医の立場から一般の歯科医師向けにお話ししました。

たくさんの質問を頂き、有意義な講演だったと好評を頂きました。


よく親御さんから"子どもの矯正治療はいつ始めたら良いのか"という質問を受けます。
一般的に小学校2年生、7歳頃、矯正専門医に一度歯並びの状態を診てもらうことが安心かと思います。

この頃は上下の前歯4本が萌えて来る時期であり、将来の大人の歯並びの予想が可能です。
しかし、受け口の場合にはなるべく早期の治療をお勧めします。
理由として、受け口は顔のバランスにも影響する場合があるからです。


学校歯科健診では"歯並びや咬み合せに問題があります"という通知は出ますが、どこが悪いのかは分かりません。
ご心配の場合には、かかりつけの歯科医院あるいは矯正歯科専門医院にご相談下さい。