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2014年11月17日月曜日

矯正用インプラント研修会に参加しました

先日、World micro implant anchorage congressという矯正用インプラントの研修会に参加してきました。
日本、韓国、タイ、インドなどのドクター(皆さん大学病院の先生)による講演会です。それぞれのドクターにより様々な使い方があり、私も知らなかった高度な使い方に驚きの連続でした。
ミニインプラントという直径1.5mm, 長さ5~8mm程の細いネジを骨内に埋め込み、そのネジを利用して歯の移動を行います。
私も使用していますが、副作用、危険度は極めて低い方法です。

矯正治療の範囲が大幅に広がりました。






2014年10月24日金曜日

日本矯正歯科学会に出席しました

幕張で開催された日本矯正歯科学会に参加しました。これは年に一回開催される日本で最大の矯正歯科学術大会です。

今年のテーマは“人類学と歯並び”です。
講師は国立科学博物館の海部陽介先生と日本大学松戸歯学部の葛西一貴先生です。
人の顎の形や歯並びは時代によって違う様です。いくつか例を挙げましょう。

1.鎌倉時代になると出っ歯が出現してきた。(古代では出っ歯はいない!?)
2.江戸、明治時代から顎の形が変わり(細くなってきた)、歯列が狭くなってきた。
3.良い歯並びには硬いものを咬むことによる歯の磨り減りがある程度必要である。
4.生まれつき歯並びが悪いわけではない。影響は35%のみ。

また、日本-韓国ジョイントミーティングが行われ、矯正治療の進歩を実感しました。
とくに矯正治療中にミニインプラント(細い直径1.6mm程のチタン製ネジ)を用い、さらに高い治療の効果を挙げることが発表されました。


私にとって、とても刺激的で明日からの活力になる学会でした。


2014年10月6日月曜日

学校歯科医会研修会に出席して

先日、小中学校の校医を対象とした研修会に参加しました。

私は目黒区公立小学校の歯科校医を務めており、
歯科検診や虫歯予防の授業を通して児童の口腔内管理のお手伝いをしています。

今回の講演は東京歯科大学生理学講座の渋川義幸先生が“味覚を子供達に伝える”と
いうテーマで行われました。

味覚には苦味、酸味、塩味、甘味、旨味の5基本味の組み合わせによって形成されています。

とくに旨味はグルタミン酸の味でタンパク質を構成するアミノ酸の味であるとともに、醤油に多く含まれた日本人特有の味覚とされています。
しかし近年、欧米食の進出により日本特有の食文化の乱れが取り上げられており、旨味がわからない子供達が増えているようです。

そこで学校保健活動として児童、若者への味覚教育活動の重要性を指摘されました。

甘味は生まれつき感じる事のできる味覚ですが、
旨味を感じるには学習や経験が必要です。

代表的な旨味-だしの味

“味覚とおいしさの科学”
 一般社団法人 東京都学校歯科医会 より抜粋



2014年10月1日水曜日

10月、11月の休診日のお知らせ

当院では下記日程を休診とさせていただきます。
あらかじめご了承頂きます様、お願いいたします。




2014年9月29日月曜日

マウスピース型矯正装置(インビザライン)研修会に参加

先日、Invisalign(インビザライン)の研修会に参加しました。
今回はさらに発展したインビザラインの紹介です。

1.より柔らかい素材(より痛くない)の開発
マウスピース素材の改良がなされ、患者さんに痛みの少ない柔らかい素材が開発されました。

2.治療法がどんどん進歩している
  約15年前に登場したインビザライン(日本へ紹介されたのは78年前)は様々な発展を続け、その進歩は従来のワイヤー法よりも格段に速いと認識しました。


インビザラインの進歩が速い理由は?

  インビザラインのシステムは他の方法と異なり、全ての症例のデータがひとつの会社に集まります。そこで世界各国のドクターが様々な治療方針を3Dソフト上で決定していきますので、いろいろな治療やその結果についての情報が蓄積されていき、それが新しい展開につながり易い理由だと思います。


2014年9月1日月曜日

【レポートその3】マウスピース型矯正装置(インビザライン・システム)

予定よりも早くアメリカからインビザライン・システムのアライナー(マウスピース)が到着しました。

今回の予定は39個のアライナーによって治療を行います。

これは事前に3Dソフトのクリンチェックにより私が承認した治療計画に基づいて作成されたものです。

39個のアライナーを順々に2週間ごとに交換していきます。

治療期間は18ヶ月(一年半)の予定です。
次回はいよいよスタートの状況をレポートします。


※それぞれ番号が付いたパッケージに入ったアライナー
  これを順番に装着していく




2014年8月23日土曜日

【レポートその2】マウスピース型矯正装置(インビザライン・システム)

今までと全く異なる治療法のため、
Invisalignインビザライン・システム)治療過程について順次報告していきたいと思います。

最初に私自身の歯でこの治療法を行うことにしました。

従来の矯正治療と異なる点を整理します。

1.歯の印象(歯型)と顔、歯並びの写真をアメリカの技工工場に郵送する。

2.こちら側からネット上でアメリカの技工所へ治療方針を伝える。

3.数日後に1,2を元にした仮想の歯並びの治療過程が3Dでネット上に送られてくる。
   (クリンチェックといいます)


このクリンチェックでの仮想治療過程を初めて見た感想は
“自分が予想した歯の動き方と違う!”という事です。


この感想は決して否定的な意味ではありません!


従来の方法の歯の動き方と同じなのかもしれませんが、
このように治療過程を予想することはありませんでしたので、とても興味が沸きました。

実際にアメリカからアライナーというマウスピース型装置(インビザライン・システム)が届くのは
約2週間先ですが、治療開始がとても楽しみです。


つづく


2014年7月31日木曜日

8月、9月の休診日のお知らせ

当院では下記日程を休診とさせていただきます。
あらかじめご了承頂きます様、お願いいたします。


2014年7月30日水曜日

【レポートその1】マウスピース型矯正装置(インビザライン・システム)

今回はマウスピース型矯正装置(インビザライン・システム)についてお知らせします。

この方法は従来の矯正装置(固定式ワイヤー)と異なり、
透明なプラスチック製の取り外し可能な装置です。

進行状況に従って、その歯並びに合ったマウスピースを順次取り替えていく
システムです。

大人でも中高生でも可能です。

透明なマウスピースですので外からは全く見えません。
“ワイヤーが見えるのはイヤ!”
固定式だと歯ミガキが大変そう!“

という患者さんには適した方法です。

(歯並びによってはこの治療法に適応しない場合があります。)







2014年6月24日火曜日

自己免疫疾患への懸念 (ある本を読んで...)

最近、ニューヨークポスト紙の記者自身の闘病記(脳に棲む魔物、スザンナ・キャラハン著)について書かれた本を読みました。
 
��0代前半の彼女はバリバリの記者でしたが、精神的な病にかかり、
その症状は日を追うごとに悪化していきます。
 
心療内科、精神科など専門医の診察を受けますが、どこでも検査に異常はみられない、
と匙を投げられ家族とともに途方にくれます。
しかし、ある病院でこの病気は精神病ではなく、自己免疫疾患であることがわかり、
今までと全く異なる治療により、元の生活、仕事に生還した物語です。
 
 
 自己免疫疾患とは自分自身の抗体によって他の部位の正常な組織(臓器)が攻撃されてしてしまう病気です。
アレルギー疾患、リウマチなどが挙げられ、近年増加傾向にあるようです。
子供の時から清潔過ぎる環境で育ち、免疫機構がうまく機能しなくなっているのが一因といわれています。
 
当医院でもアレルギー性鼻炎の患者さんが多く、考えさせられる一冊でした。
 


2014年6月21日土曜日

小学校で授業をしてきました

私が校医をしている小学校で"お口の中のバイキン"について授業をしてきました。

��年生の児童達に自分のお口の中のバイキンの状態を試薬によって判定してもらう
実習を兼ねた授業です。


近年、お口の中の細菌が虫歯だけでなく、様々は病気(心臓病、糖尿病、リウマチなど)の
原因となっていることが解明されてきました。
ですから子供のときに歯ミガキの大切さを理解してもらう目的で行っています。

子供たちには将来、健康な歯で過ごしてもらうことを願っています。

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2014年6月18日水曜日

日本成人矯正歯科学会に出席してきました

先日、大阪で開催された日本成人矯正学会に出席してきました。

この学会は"大人の患者さんに対する矯正治療"と対象を限定されたユニークな学会です。
大人の患者さんには子供の患者さんと違った考慮を必要する点が多々あります。
大人の骨は子供に比べて硬く、その分治療期間が延びること、歯周病に罹っている場合、
アゴに痛みがある場合、また、以前に歯を抜いて何年もそのまま放置し、
隣の歯が傾いていたりなど様々な方がいらっしゃいます。

多くの発表の中で特に韓国の先生の治療レベルの高さには驚きました。
韓国では美容整形も盛んと聞きますが、"美に対する意識"の高さに痛感させられました。

我々も頑張らないと!

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2014年6月11日水曜日

口呼吸を閉じれば病気にならない!講演会に出席

先日、"口呼吸の弊害"に関する講習会に出席してきました。

講師は九州で内科を開業されている今井一彰先生です。(みらいクリニック
 
先生は"口を開けて呼吸をしてはいけない!呼吸は鼻でするものです。"
鼻呼吸をする習慣により様々な病気は予防、治療できることを講演されました。
 
 
私の歯列矯正の分野でも多いに関係するところです。
口を開けて呼吸をする口呼吸によって歯並び、かみ合わせは悪くなります。
 
日常の狭い専門分野ではなく、広い考えを持ちながら診療に当たれるよう、認識を新たにした有意義な一日でした。
 
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2014年5月29日木曜日

OBがたくさん集まった大学病院症例検討会

母校、日本歯科大学附属病院の症例検討会に出席しました。

全医局員集合のもと、診療開始前の午前8:00から始まります。


これは若手医局員が自分担当患者の診断、治療方針を発表し、
他のドクターからの意見や追加を聞きながらその内容を深めていく時間です。

当然、我々ベテラン?からすると若いドクターの"患者さんを診る眼"は浅く、狭いものです。
多くのドクターから集中砲火を浴びますが、この様な機会を通って成長していきます。

また、今回の検討会で嬉しかったのは我々と同年代の医局OBが多数出席し、
活発な意見交換ができました。私にとっても勉強になった時間でした。




6月、7月の休診日のお知らせ

当院では下記日程を休診とさせていただきます。
あらかじめご了承頂きます様、お願いいたします。

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2014年5月12日月曜日

アートの力を感じた時間

ゴールデンウィーク中にアートに触れ、そのエネルギーを感じることができました。
 
それは、
青山スパイラルで行われたSICF15 (Spiral Independent Creators Festival)です。
 
あらゆる分野(絵、オブジェ、写真、仮想空間、良くわからない作品.....)の
次世代若者アーティスト100人の作品を集め、その作者から直接、想いを実際に聞ける
とても贅沢な時間でした。
 
とくに私が印象に残ったのは彼ら自分自身に対する肯定感や達成感で、
"世間の無気力な若者"から一線を引けている彼らの才能と情熱を羨ましく感じました。
 
 
"私もアートからエネルギーをもらいました!"
 
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2014年4月17日木曜日

恩師との再会

私は約20年前に大学病院を退職後、2年間アメリカの大学に留学していました。

矯正治療は子供が行うものとされていましたが、
1990年代に入ると装置や方法の発展により、大人の患者さんも増え始めてきました。

そして、"大人のための矯正治療"を深めるためにミシガン大学の歯周病科(歯グキの治療)に
飛び込みました。

その当時、大変お世話になったのがDr. Hom-Lay Wangです。
彼は台湾出身でアメリカに渡り、そして業績が認められ、教授に就任されました。
同じ東洋人として英語が下手な私の面倒をいろいろみて頂いた恩師です。


先生は現在アジア、ヨーロッパ講演旅行中で、日本に立ち寄った際、
いっしょにランチをとりながら懐かしい話しができました。
しかし、私は今、外国からの患者さんと英語を使いますが、
それ以外はほとんどしゃべる機会がありません。
ですから先生との会話中でも英語が思うように出てきません!もどかしさを感じました。


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2014年3月28日金曜日

4月、5月の休診日のお知らせ

当院では下記日程を休診とさせていただきます。
あらかじめご了承頂きます様、お願いいたします。

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2014年3月27日木曜日

病院症例検討会に出席

先日、日本歯科大学付属病院矯正科の症例検討会に出席してきました。

これは患者さん担当医局員が治療方針を教授以下、医局員が集合のもと、
発表・検討を行う場です。
 
診療の始まる前、午前8時から始まります。発表するのは若い医局員で、
自分の考えを述べますが、先輩医局員の鋭い質問や自分では考え及ばなかった事への
指摘などに苦労しています。しかし、このような厳しい場を潜り抜けて歯科医師として
成長していきます。
 
 
私も卒後28年の臨床医としていくつか指摘しながら、
他の医局員の指摘に自分でも発見がありました。
 
 
一人前の歯科医師に成長していくひとつの場です。新人、ガンバレ!
 


2014年1月8日水曜日

大学院生への講義

先日、私が非常勤講師をしている日本歯科大学大学院で講義をしてきました。
 
歯学部の場合、6年間の大学課程の後、国家試験を経て歯科医師になりますが、
その後さらに専門分野を探求したい学生は4年間の大学院過程があり、博士号を取得します。
 
私も22年前に大学院を修了しました。
大学院では4年間大学病院での臨床と同時に博士論文を書き上げます。
私は"ラット(ねずみ)の咬み合せを変えることによる顎関節への影響"を組織学的に検討した
論文を学位論文としました。当時はひとり実験室に閉じこもり、顕微鏡とにらめっ子をしていり、
"この実験を失敗したらヤバイ!"とか切羽詰まっていた暗い?過去を思い出します。
 
 
あれから20年以上経過し、毎日患者さん達と向き会っていますが、
今を支えているのは"あの当時の私"かもしれません。
 
 
さて、大学院生達は私の話しを聞いて何を感じ取ってくれたでしょうか?