2016年2月28日日曜日

少年野球総会での講演

先日、世田谷少年野球連盟総会にて講演招待を受け、
“口を開いている子供達”と題し、
呼吸についてのお話しをして来ました。


















役員、監督ら大人達だけでなく、
野球少年達にも話しを聞いてもらいました。

最近、口を自然に開けている子供が多いのです!!(口呼吸といいます)
呼吸は健康や発育にも関係していますが、歯並びとも深い関係にあります。


















小学校歯科検診では虫歯の数は減少傾向にあり、
これは家庭や学校でのむし歯予防活動が効果を発揮しているといえます。
一方、学校では口呼吸の弊害について伝える機会がありませんので、
今回はとても良い場だったと思います。

さらに多くの方に口呼吸についてお伝えできれば、と思っています。



口を閉じて鼻で呼吸をしよう!!

2016年2月15日月曜日

子供達のスポーツとケガ予防”の研修会に参加

先日(H28年2月12日)、
目黒区歯科医師会館にて学校歯科医を対象とする研修会がありました。
テーマは“子供達のスポーツ中のケガ予防”で日本大学歯学部スポーツ歯科の月村直樹先生が講師として話されました。先生はラグビー日本代表などトップクラスのスポーツ選手の歯科的サポートをしているそうです。

スポーツにおける歯科医師が担う役割として、主に私達ができる事は適切なマウスガード装着の指導です。マウスガード装着により様々な効果が挙げられています。

マウスガードの効果
1.顎関節の保護
2.歯や骨の外傷予防
3.脳震盪
4.メンタル的な安心感
5.運動能力の向上

とくにコンタクトプレーが多いラグビー、アメリカンフットボール、空手などはプレー中の脳震盪に注意を払う必要があります。脳震盪は頭部への強い揺さぶりが原因ですが、その揺さ振り防止のための首の固定作用に効果があります。マウスガード装着により歯の噛み締めが瞬時に可能で首の固定が早くできるためということです。


私が担当している小学生にも“スポーツとケガの予防”について伝えて行きたいと思います。