成人矯正歯科学会に出席しました 6.22.2015
先日 竹橋にある学術総合センターで開催された成人矯正歯科学会に参加してきました。
この中でとくに印象に残った演題をご紹介します。
まず、広島大学名誉教授 丹野一夫先生は“成人不正咬合患者に対して矯正治療がもたらす健康増進とアンチエイジング効果”について話されました。
1.“歯の銀行”に自分の歯(矯正治療のために、あるいは親知らずを抜いた歯など)を凍結保存しておけば、何年、何十年後に再び自分のアゴの中に戻して使うことが可能であること。
2.統計的に残っている歯が多い人ほどかかる医療費が安いことや、残っている歯の少ない人ほど重篤な病気になりやすい、という報告をされました。
次に私が尊敬している福岡で開業されている今井一彰先生が“口呼吸が身体に与える悪影響”について話されました。私はこの先生の講演を以前にも聞きましたが、聞けば聞くほど刺激になる、励みになる内容でした。その中でとくにインパクトのあることばはこれです。
口はモノを食べたり、おしゃべりする時に使うもので、
呼吸をする時に使うものではない!
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