先日、医科と歯科の合同研究の場である
第4回日本病巣疾患研究会
で発表をしてきました。
(医科は主に耳鼻科、小児科、腎臓内科の先生が多く出席していました。)
私の専門分野である矯正治療は“きれいな歯並び”を目指すことばかりに眼が向けられていますが、今回はそれだけでなく“子供達の健康”のためにも役立つ治療であることを示しました。
口呼吸によって引き起こされる悪い歯並びや咬み合せの子供達の気道(空気の通り道)が狭くなっている症例を沢山見ます。
それによって子供達の身体的にも情緒的にも様々な影響を及ぼします。
そこで小学生のうちに矯正治療によって歯並びが良くなるだけでなく、気道もいっしょに広がることを治療前後のレントゲンを用いてお話ししました。
矯正治療によって気道の拡大ができることは耳鼻科のドクターも知らなかったようです。
歯並びの改善+気道の拡大
↓
舌を上に挙げやすくなる
↓
口を閉じやすくなる
↓
鼻呼吸ができるようになる → 健康!
これからの矯正治療は“キレイな歯並びになったね”だけでなく、“健康になったね”や“最近カゼを引かなくなったね”という感想が聞かれることを目指しています!!!
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