先日、母校の日本歯科大学矯正学教室大学院にて臨床セミナーの講義をしてきました。
歯科の大学院は4年制で各学年に2名ずつ在籍しています。
また、大学院を卒業した助教のドクターが数名、教授も授業に参加していました。
今回のテーマは“第2大臼歯の萌出障害”についてです。
第2大臼歯は小学6年、中学1年生くらいに萌えてくる奥歯のことですが、
最近の子供達のアゴの小ささ、細さや第3大臼歯と関連して
適正な位置に生えてこないことがあります。
その対処法などを過去の症例を見せながら解説しました。
大学院生たちはピンと来たでしょうか?
このレントゲンでは下アゴの第2大臼歯(右から2番目の歯)が
前方へ約45度倒れこんでいます。
このままでは良い位置に生えず、咬めません。
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