先日、我が母校である日本歯科大学にて4年生の授業を担当してきました。
私の専門である歯科矯正学の中でテーマは
“大人の矯正治療・他科との協力が必要な矯正治療”です。
見えにくい、見えない、取り外し可能な矯正法の発展により
矯正治療は子供だけでなく、大人の患者さんの需要が増えています。
大人のお口の中は子供に対するのと異なった配慮が必要になります。
例えば過去の虫歯治療による歯の大きさや形の違い、
歯周病による歯の周りの骨、歯グキの問題、顎関節の問題など様々です。
それらの問題を抱えている患者さんには歯並びを治療するにあたり、
矯正医だけでは対処しきれない場合があり、
他科(口腔外科、歯周病専門医、一般歯科医など)のドクターの協力が
不可欠になります。
それらの諸問題を解決し治療を行った症例を通して学生諸君に講義をしました。
少しはわかってくれたかなぁ~?
慣れない80分の授業、疲れました。
0 件のコメント:
コメントを投稿